2032年3月号 Vol.69 イギリス王室の複雑な人間模様の行方?!

折角亡き母、ダイアナ元妃の、子育てを褒め、 ご自分の手で育児に奮闘されている、その姿に 感動されていた多くのダイアナ王妃ファンにとっ ては、余り見たくない、ヘンリー &メーガン夫妻 の生き方には、驚かされ、呆気に取られて言葉 もないことでしょう。同じく王室で育った兄弟の はずの、ウィリアム皇太子の夫人、キャサリン妃、 ヘンリーのメーガン夫人、何か奥方により、こう も違ってしまうものかと、今更ながら、考えさせ られます。 それにしても、この原稿書きの時点では、5 月6日のチャールズ国王、世紀の国王戴冠式に、 正式にお2人は招待されたと伝わりました。あれ だけどうなることか?と心配していた招待が、や っと決まると、参加します、歓びの声明かと思 いきや、ご本人ヘンリーは、参列するかどうか? とまたマスコミへのリップサービス?更に、参列 の場合の、色々の条件を、出しております。 兄ウィリアム皇太子は、暴露本で、もうご立 腹は頂点に達して、ヘンリー参列拒否であり、 チャールズ国王の立場は、王室に蔑む暴露本 出版は、許し難いことですが、亡き母エリザベ ス女王の残した言葉、ヘンリーを許してあげなさ いと言う心を考え、しかもこれからの多難イギリ ス王室の行く末を懸念し、やはり身内を離縁し、 置き去りにするより、和睦し元に戻したい心情で あり、次世代のウィリアム皇太子とヘンリーとの 仲直りは、チャールズ国王時代に果たしておか なければと、息子2人の板挟みに苦慮なさって おられます。 噂によりますと、メーガン夫人が政界デビュー もあるとのこと、益々先きのことも視野に入れた 判断を迫られます。 チャールズ国王、国王の戴冠式の式場にな るウェストミンスター寺院のカンタベリー大主教 (元ヘンリー王子とメーガンが、結婚式をお世話 なった)に、ウィリアム皇太子とヘンリーとの仲 直りをするように、依頼していると言われていま す。イギリス王室で、兄ウィリアム皇太子と次 男ヘンリーとが永遠に諍いさか いのままになるのか、チ ャールズ国王戴冠式を機に、兄弟仲が修復さ れるのかは、イギリス王室の大問題であり、亡 きエリザベスも女王の心痛であられた、イギリス 王室の苦難の一つが、既に露呈してきたことに なります。 イギリス王室のこれからの人間模様、目を離 せません。 メーガンと結婚しても ヘンリー王子のダイアナへの 思慕は忘れることはできなかった! ヘンリー王子の孤独 24 25

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