2020年1月号 Vol.35 即位礼正殿の儀

嬉しいブルネイ王の計らい? 令和天皇即位義にお出ましの幾分緊張されたご様子の眞 子妃殿下、そんな眞子さまに、誰の忖度はさて置いて、この 即位礼の儀に参列されたロイヤルファミリーの中に、SNS でも話題沸騰の渦中の王子、正殿の礼2000人が参列し、そ の内26ヵ国の王室が参列しましたが、その中で一際注目 されたのが、ブルネイ王族でした。22日の初日の饗宴の儀 には、このブルネイのボルギヤ国王が今上陛下の右隣にお 招きされておりましたが、ブルネイ王としての在位期間が 52年の長きにわたるため、在位期間で席次が決められる ので、特別なことではないのですが、その王室間の交流の 歴史は長いと言われていますし、23日には、東日本大震災 後の日本食品輸入禁止を、早々と撤廃を宣言するなど、友 好関係は極めて良好です。そんな折に、ボルギヤ王と今回 即位礼の儀に同行されいるのが、美男子マーティン王子で す。目敏いSNSでは目下炎上中とのこと、イケメンなどと は失礼な、聡明利発でさすが王子、ゆったりとマナー振り は板についているとの噂しきりであります。ボルギヤ国王 には、3人の王妃がおられ、王妃にとは5男7女のお子様に めぐまれ、マーティン王子は、2番目の王妃の末っ子で、国 王の4男28歳になられます。23日には両陛下が、赤坂御所 に王族方を、お招きし茶会をもたれましたが、この時18ヵ 国31人の王族が参加され、その中に話題のマーティン王 子がボルギヤ国王とが一緒に、ビシッと決めたスーツスタ イルでお越しなり、その日、丁度28歳の御誕生日を迎えら れた眞子王妃も参加され、話しは弾みました。独身で、ス タイル抜群、しかも端正にして目鼻立ちよく王族の美男子 の4男、しかも駐日ブルネイ大使館では、どうして皇太子 でなく、4男のブルネイ王子が国王に同行したのかは、分 かりませんとのこと、スワ!益々誰かの忖度などではと勘 ぐりたくなります。眞子さま、まだまだ世界には、眞子さ まなら、喜んで対象になられる、素晴らしい男性も多数お られますよと、ブルネイ王の粋な計らい、日本に友情溢れ た忖度ではと、感謝の気持ちしきりであります。 す。昔ながらの『向かい鶴』の意匠は、 二羽の鶴が左右対称になっています が、雅子様の『向かい鶴』は、片方の 羽と鶴の脚が大きく表現され、両脚 が意匠に取り入れていました。配色 にもまた、現代的な特徴がみてとれ ます。美智子様の「十二単」は、若草 色の表着に、唐衣は刺繍で描いた紫 の鶴の意匠で、落ち着いた雰囲気で したが、雅子様は、表着は紫、上に重 ねる唐衣に若草色を用いて、若々し い印象でした。十二単は、12枚着て いると思われがちですが、実際は9 枚の着装です。(9枚で16kg)雅子様 は平成五年の、ご成婚のときにも 十二単をお召になっておられました が、皇后様になり御身分にふさわし い色や模様のものに新調なさいまし た。大正天皇の皇后さま、昭和天皇 の皇后さま、今の皇后さま、全て白 色の唐衣をお召になられました。 秋篠宮妃紀子さまの十二単には、皇 室を象徴する「菊」と秋篠宮さまの お印である「栂(つが)」の紋。長女の 眞子さま、次女の佳子さまは、初め て十二単を身につけられ、その初々 しいお姿も話題になりました。ちな みに女性皇族の十二単のご着用は、 即位儀礼と結婚の際に限られます。 饗宴の儀 天皇陛下が皇后さまとともに祝宴 に臨んで即位を披露し祝福を受けら れる儀式、「饗 きょう 宴 えん の儀」が22日、皇居 宮殿で行われました。 「即 そく 位 い 礼 れい 正 せい 殿 でん の儀」のあと、いった んお住まいの赤坂御所に戻っていた 天皇皇后両陛下は「饗宴の儀」に臨 むため、午後7時前に再びお住まい を出て、半蔵門から皇居に入られま した。 天皇陛下はえんび服を着用し、 「大 だい 勲 くん 位 い 菊 きっ 花 か 章 しょう 頸 けい 飾 しょく 」という最高位 の勲章などを身につけられています。 また皇后さまはローブデコルテとい P●INT DE VUE JAPON P●INT DE VUE JAPON 14 15

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