2032年3月号 Vol.69 イギリス王室の複雑な人間模様の行方?!

62 63 ミックスピールマヌカがおすすめな人は どのような方ですか? ハリツヤ感が欲しい方にはもちろんおすすめです が、抗菌作用が強いためニキビが気になる方や、サリ チル酸のより古い角質・角栓を取り除くため毛穴やざ らつきが気になる方にもおすすめです。 背中のニキビやワキの黒ずみが気になる場合は どのようなピーリング剤がいいですか? 背中などの広範囲にわたるニキビや色素沈着などに よる黒ずみが気になるのでしたらミラノリピールがお すすめです。ミラノリピールは、5種類の酸のピーリ ング作用に加えて、アミノ酸やビタミン、スクワラン などの成分からなっているピーリング剤です。 ミラノリピールの 4 つの効果 コラーゲンブースター 1 グリシン…コラーゲン中で最も豊富な(35%)アミノ 酸で、保湿、抗酸化および皮膚の再生特性があります。 プロリン…コラーゲンの合成を促進・活性化させ、一 度破壊されたコラーゲンの修復する力を持ちます。 ヒドロキシプロリン…コラーゲンに広く存在する成分 でセラミド合成を増加させ、ケラチナサイトの増殖お よび繊維芽細胞のコラーゲン産生を活性化させます。 ビタミンC…コラーゲン合成における必須補因子で す。皮膚の酸化やストレスに起因する ROS(Reactive Oxygen Species)から細胞を保護し、抗酸化分子を 再生します。 皮膚再生 2 ガンマ・アミノ酪酸(GABA)…皮膚メタロプロテ イナーゼ(MMPS)、皮膚タンパク質分解酵素の阻害 によりコラーゲン合成を促進させます。 神経の弛緩および筋肉を緩和することによる、しわ 防止作用が得られます。 アルギニン…皮膚に潤いと栄養を与える塩基性アミノ 酸で、血流に関与しています。血流改善を促すことで、 肌にハリツヤ・潤いを与えます。 リボフラビン…ビタミンB2として知られており、正 常な皮膚には必要な成分です。ROSの除去を助け、 細胞増殖と再生を促進します。 剥離と活性 3 トリクロロ酸(TCA)…強力な剥離作用があり、真 皮細胞に働きかけて、細胞の再生、新たなコラーゲン の生成を促進します。 ラクトビオン酸…皮膚メタロプロテイナーゼの産生を 減少させ、皮膚をクロノエージングや紫外線から保護 します。 サリチル酸…静菌作用と鎮痛作用があり、皮脂によっ て拡大した毛穴を解放し、細菌増殖に好ましくない環 境を作ります。 タルトル酸…角質溶解作用に使用され、角質細胞の癒 着を軽減。ニキビ肌、黒ずみのある皮膚の治療に効果 的です。 クエン酸…抗酸化作用に優れています。 保湿と浸透性 4 スクワラン…皮脂膜の代わりにバリアをサポート。肌 トラブルを予防し、お肌に潤いをもたらします。 ミリスチン酸イソプロピル…成分の溶解を助け、製剤 を安定化させます。 ミラノリピールの特徴は、ブルー 相(親油相)とイエロー相(親水相) の二相テクノロジーによるピーリ ング剤というところです。 親油相(ブルー相)は、親水相(イ エロー相)の上に浮き、ボトル内 部の酸素との接触を妨げます。こ れにより、親水相は安定し、TCA および他の活性成分を酸化から守 ります。二相の濃度差は、開封後 も一定の保護の役割を果たします。 親油相 親油相は、製剤の有効成分を酸化から保護し、製品 の安全性を保ちます。 また、お肌の水分蒸発を抑えながら、有効成分を浸 透、皮脂膜を回復・維持させます。 親水相 親水相には、TCA, AHA, BHA, PHA, アミノ酸、 ビタミンの混合物が含まれています。 ピーリングの剥離効果はもちろん、皮膚に浸透し、 繊維芽細胞に刺激を与え、肌の活性化作用を促します。 ミラノリピールはフェイス用とボディー用がござい ますが、当院ではボディー用をご用意しております。 ボディー用の TCA 濃度は 50%と高濃度配合されてい ます。 ↑二の腕と背中のざらつき(毛孔 性苔癬)が気になりご来院されま した。 薬剤は、親油相と親水相が混ざる ことで緑色になります。 ↑薬剤を塗布して10分ほど待ち ます。塗った部分のピリピリ感が 多少はございますが、我慢できな いほどではありませんのでご安心 ください。 その後は濡らしたコットンなどで 薬剤を拭きとります。2~3日 後には皮むけする場合があります が、7 ~ 10 日には落ち着きます。 施術前 施術後 施術風景

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