2022年9月号 Vol.64 エリザベス女王追悼号

イギリス王室の4つの悲劇?! エリザベス女王に、降りかかる不本意な悲劇は、数々 ありますが、その中でも、イギリス王室に想像以上にダ メージの大きい悲劇を考えてみたい。所詮イギリス王 室のこと、全ては詳 つまびらか ではないが、闇の中から、微かに 覗く、イギリス王室の悲劇の姿であります。 1981年世界が祝福一色に染まり、世界のTVの視 聴者を釘付けにしてしまった、世紀の結婚、イギリス 皇太子と生粋のイギリス人貴族出のダイアナ妃との結 婚式ほど、世界から祝福され、地球規模で、注目され 話題になった結婚式は、後にも先にも無いのではな かろうか?それがあろう事か一転し、バッキンガム内で、 不仲、不倫、離婚と舞台は目まぐるしく変り、最後はあ ってはならない、2人のお子様を残しての愛憎悲劇の 結末に至るのであります。その悲劇の実態はいまだに 詳らかではなく、イギリス王室の闇と言われています。 ダイアナ交通事故の悲劇は、当日,突然、予定の無 い運転を要請された運転手アンリが、即死。その事故 の車ベンツC600は、直前迄に盗難されていて、発見 された時は、ブレーキ、スピードメーターブレーキリリー スが、パワーハンドル、コンピュータ関連などに異変あ ると、パリのベンツの下請け工事で修理され、要人用に、 リッツホテルが、レンタルして、2週間前に修理から戻 ってきた、怪しい車両であったこと。更にテレビコメン テーターの、竹田恒存氏が、『あの事故のベンツC600 は、自分の友人の会社の車で、事故について色々聞か されているが、彼から、話さないように、話すと命が危 ないと、言われるている』と、事故の車について、謎め いた物騒なコメントを、テレビで話している。更に事故 を起こしたC600のドイツのベンツ本社が、アクセル、 ブレーキの不具合など、修理から戻された経緯を、事 件解決のためにフランス警察へのベンツ社からの捜 査協力の申し出があったにも拘らず、当局が理由もな くそれを拒んだ謎、事故当時、事故現場のトンネル内 で、疾走するダイアナ妃の乗るベンツに近づいた、白 のウーノは、事故のベンツC600の裏のナンバープレー トにウーノの塗料が附着していて、所有者は検挙され、 尋問途中、謎のイタリア車の白ウーノ、オーナーの、自 殺の謎。更に、ダイアナ妃の事故から何年もたった 2013年8月17日に、イギリス特殊部隊に所属していた、 特殊狙撃兵、ダニ–•ダイチンゲールが、ダイアナ妃の 暗殺計画に関わったと、本人の身分を証 あか し告白し、世 界を震撼させましたが、12月17日即刻、ロンドン警視 庁は、正式なコメントを出し、何ら証拠がない噂話し だと報告しています。その日の内の、余りにも早いロン ドン警視庁の対応に、謎が残っています。 ダイアナ暗殺の、もう一件の告白は、パリでがんを 患い、療養中の余命幾ばくもない老人の、自分はイギ リスの工作員で、ダイアナ妃は、自分達のチームが担 当し、暗殺したとの謎めいた告白事件がありました。 当時その老人にインタビューした記者の、殺人の罪の 意識は無いのか?との問いに答え、被害者は若かった ので、悪いと思ったが、国のため、国の命令に従った 迄だと、冷酷に淡々と答えている。元イギリスの諜報機 関の工作員の、ダイアナ妃暗殺を、死を直前に告白し た謎は深く、この告白は、その後どう処理されたかは、 明らかにされていなく、謎として残ったままであります。 最後に1番謎の大きいのが、事故当時、唯一、シートベ ルトを着用していたので助かった、事故の生存者ドデ イのガードガードマン、トレーバー•リーズ•ジョンズが、 事故後一回もマスコミの前に現われることなく。パリか らドディの父、モハメド•アルファイドの特別機で、早々 に故郷に帰ったと伝えられただけで、その消息は杳と しと不明のまま、今日に至ってるのは最大の謎であり、 マスコミの執拗な追跡捜査にも関わらず、生きている のかも、全く消息不明と言われている? ダイアナ事故の事件は風化するどころか、益々その 闇は深く、ダイアナ妃の事故の実態の謎は、イギリス 王室に、深く影を、落としている。 2021年に起きたヘンリー王子のエリザベス女王陛 下に、何の事前の話しも、相談もなく、突然のイギリス 王室離脱の一方的な離脱記者会見の発言、然も祖父 フィリップ配下殿下のご病気療養中にも関わらずの記 事会見は、世界を驚かせ、その後エリザベス女王陛下 への攻撃発言となり、イギリス王室との決定的な破綻 関係も、エリザベス女王陛下には、1番可愛いがって いた孫のヘンリー王子の身内からのら手痛い仕打ちは、 想像だにしていない悲劇だった。愛する母、ダイアナ 妃へのヘンリー王子のみが知る、バッキングガムへの 反発反抗の想いが、見え隠れしているのではと、専ら の噂である。 その経過の途中に、エリザベス女王陛下の夫君の 訃報は、エリザベス女王にとっての最大のパートナー であり相談相手の、愛する夫の訃報に、表向きには毅 然としていても内心は悲嘆に暮れ、もう自分を《リリベッ ト》と呼んでくれるフィリップを失ったエリザベス女王の 悲しみは深いものでありました。 こんな厳しい苦難に直撃されながら、更にこれから の悲劇は、皇太子と再婚したカミラ•コーンウオール 公爵夫人を、王妃として認めたものの、深刻な問題を 抱えている、バッキンガムにまだ残された、悩ましい悲 劇の一つである。 イギリス王室の4つの悲劇?! 37 36

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