2022年9月号 Vol.64 エリザベス女王追悼号

エリザベス女王陛下御一家 中央に、エリザベス女王、右にはフィリップ殿下、左にはチャールズ皇太子。後列右は、エドワード王子、中央アン王女、左アンドリュー王子のイギリ ス王室のご家族一家お揃いの写真です。イギリス王室ご一家の、なんとも仲睦まじい写真です。エリザベス女王陛下の、嬉しそうなご表情も特別な ものと、お見受け致します エリザベス女王人生物語 アン王女とは特別の仲 エリザベス女王の第2子であり、 長女であるアン王女の若い頃のお姿 はとても麗しく、エリザベス女王の 若かりし頃と風貌がどこか似ておら れました。凛とした強さや女性の品 やかさを纏うアン女王。乗馬を得意 としておられ、21歳の頃にはヨーロ ッパ馬術選手権大会個人部で優勝の 経験もあり。1972年のミュンヘン五 輪金メダリスト(団体)でもある、熱 心な馬術家であったマーク・フィリ ップス大佐と結婚。共通の趣味が2 人を結びつけてくれたのでしたが、 年を重ねるごとにお互いへの不満が 増していき、1992年に離婚してしま いました。 アン王女は実の兄であるチャール ズ皇太子とはとても仲が良いようで す。幼い頃を共に育ったお2人なので、 その兄弟愛は変わることなく、とて も自然なもので、側で見ていてとて も羨ましいほどです。 アン王女はエリザベス女王との関 係も良好で、本当にどことなく、纏まと われる雰囲気がエリザベス女王に近 いところがあり、私たちを魅了する プリンセスです。 エリザベス女王の第3子で、チャ ールズ皇太子に次ぐ第2王子である アンドルー王子については、兄であ るチャールズ皇太子と同じく優秀で あると言われ、厳しい就学前教育も 経験した王子の1人です。王室の仕 来りにより、アンドルー王子も海軍 に入隊。後にパイロットとして活躍、 フォークランド紛争勃発時にはアン ドルー王子がヘリコプターのパイロ ットとして従軍しました。イギリス 政府はアンドルー王子が実戦に参加 することで戦死することを懸念した そうですが、エリザベス女王が許可 したためにアンドルー王子もこの戦 争に参加することとなったそうです。 息子を戦地へ送ることを許可すると いう、エリザベス女王の肝の座った 決断の背後には、英国を背負ってい る君主の威厳や強い意志があるので しょう。パイロットとして活躍した アンドルー王子ですが、その私生活 を見ていきたいと思います。 1986年にセーラー元妃とご成婚と なられたアンドルー王子。お2人の 結婚後の日々には当時、メディアに も多く取り上げられるほど話題にな りました。アンドルー王子が公務な どで留守にしている間に、セーラー 元妃は不倫関係となった男性がいた とのことで、スキャンダルとして雑 誌に書かれてしまった後、2人の関係 は修復不能となってしまい、結局離 婚することになってしまったのです。 エリザベス女王にとっては、心を 痛める不幸な出来事でありました。 離婚後は王室から自主独立し、ボ ランティア活動もするなど勢力的に 社会に貢献しているセーラー元妃の ようです。 エリザベス女王の第4子であり、 三男のエドワード王子は兄弟の中で もエリザベス女王の容貌に1番似て いると言われる王子です。 エドワード王子は芸術に秀でてお られ、お若い頃から、演劇に興味を 持ち、舞台の裏方で、制作アシスタ ントとして働くようになりました。 舞台関係の会社で働く前には、海軍 に入隊しましたが、芸術家のエドワ ード王子には軍の中にいることが肌 に合わなかったようで、早々に除隊 しています。王族男子が軍にてキャ リアを積むことが英国王室の恒例と なっていたため、大尉になるなど、 ある程度昇進する前に除隊されたの はエドワード王子が初めてだったよ うです。 制作アシスタントの経験を経て、 1993年に自ら制作会社アーデントを 設立します。好きなことを自分の仕 事にするというエドワード王子の覚 悟と行動力にはとても関心させられ ます。 芸術を愛するエドワード王子は私 生活もとても充実しています。 広告業界で活躍していた美しく、 知的であるソフィー妃と1999年に結 婚されて以来、今まで仲睦まじいお 姿を見せてくださいました。 エリザベス女王の4人のご子息、 ご息女の中で結婚後に離婚されてい ないのは、唯一エドワード王子とソ フィー妃のカップルだけなのです。 上品で、チャリティーやボランテ ィア精神に溢れたソフィー妃にはエ リザベス女王も厚い信頼を置いてい て、ご高齢のエリザベス女王はエド ワード王子とソフィー妃のお2人には、 いつも心を許し、リラックスされて 接しておられるご様子です。 エリザベス女王一家には今年に入 ってからもアンドリュー王子の酷い スキャンダルが聞こえています。女 王ご高齢にも拘らずご心配の多いこ とでありました。 32 33

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