2019年11月号 Vol.34 雅子皇后陛下の輝き

箱 根 仙石 原に あ る箱 根 ガラ スの 森 美術 館 は、 貴方 の 好み に合 わ せて 、 楽 しめ る夢 の 美術 館 です 。 世 紀 から 世 紀 の優 雅な ガ ラス 作 品は 、 ヴェ ネ チ アン・ グ ラス 美術 で愉 し める 。 想 像を 絶 す る ガ ラ ス 作品 が 放 つ光 芒 の輝 きは 、 観 る人 を ミ ステ リ ア スな 世 界 に誘 惑し 、 そ の 魅力 に 陶 酔さ せ て しま い ま す。 イタ リ ア ヴェ ネ チ アに 生 ま れ開 花 し た 、 夢 の作 品 は 、何 回 訪 ね ても 、そ の都 度 、 新 し い 発見 と 、美し さ 感動 さ られ ま す 。 現 代 ガ ラ ス 館は 、 世 紀か ら の 精 緻な ガ ラ ス工 芸 作 品が 素 晴 らし く 、 ガ ラス 工芸 作 品 の 精緻 を 極 めた 作 品 を 確か める こと がで き ます 。 敷地 内で 、本 場イ タリ ア 人の ラ カ ンツ ォー ネの 日回 の楽 しい 実演 があ り、 美 術 館巡 りの 後の 余韻 が たま りま せ ん。 箱根 美 術 館 に 訪ね る 時 の 、あ の 瑞 々 しい 苔 の 緑 に 、 懐か し い 石 段を 辿 っ て いく 足 ど り は、 茶 席 に 招 かれ た よ う な、 優 し く 歓迎 さ れ て いる 心 地 よ さ が堪 ら な い 。 今 日 、こ れ か ら の作 品 と の 出 会い に 、 期 待感 は 静 か に 高ま っ た く る… 箱根 美 術 館 、焼 物 拘 る、箱 根 一 古い 美 術 館 で あり 、 何 回 訪 ね て も、今 日 は あの 作 品 を 、 じ っ くり 見 よ う など と 自 問 し たり し 美 術館 に 入 る 前か ら 少 し 高 揚す る の が 、愉 し み で ある 。 1 95 2 年 、創 立 者 岡 田 茂吉 氏 が 、ご自 分 の 収 集し た コ レク シ ョ ンを 公 開 し た美 で ある だ け に 、 創業 者の 開 館当 時 の 意気 込 み が 伝わ っ て 。 展 示室 を 順番 に 、時間 を か け ての 散 策 、 作品 に 見惚 れ て、暫し 時間 忘 れ て、 迷 路 に迷 い 込む 貴重 な 時間 で も ある 。 古 くは 、縄文 時代 の 作品 か ら 江戸 時 代迄 の 陶磁 器を 愉 しま せて く れ る。 散 策 気分 で 、作 品一 点 一点 吟味 して 辿る 歓 び は 、 そ の日 一 日が 、豊 か にな る 。 広い 敷 地内 の 緑 が 冴え た 苔庭 を、散 策す る と 少 し作 品 巡り に疲 れ た気 分 を癒 して く れる 。 小振 な 茶室 での 一 服に 、洗練 され た 作品 達 を、 ゆ っ くり 思 い出 すこ と がで き、 一 人で 嬉 しく なっ て くる 。 必ず 訪 ねた い、お 勧め し たい 美術 館 であ る 。 15 20 19 • 1 6 ガラスの森美術館 箱根町仙谷原940-48 10am-5:30pm(入館は5pm) 一般1500円、高校・大学生1100円、中学生600円 箱根ガラスの森バス停すぐ 箱根美術館 箱根町強羅1300 9:30am-4:30pm(12月-3月4pm) 木曜(祝日の場合閉館 11月無休) 一般900円、65歳以上700円、高校・大学生400円 バス停近 箱根美術館 ガラスの森美術館 P●INT DE VUE JAPON P●INT DE VUE JAPON 72 73

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