2019年11月号 Vol.34 雅子皇后陛下の輝き

1993年6月13日、ラーニア王妃は、 首都アンマンにあるザラン宮殿で結 婚式を挙げました。ダイアナ元妃も 好んだイギリス人デザイナーのブル ース・オールドフィールドが彼女の ためにデザインしたウエディングド レスにはゴールドの刺繍が施されま した。大きな襟とベルトに半袖が珍 しいスーツのようなドレスに施され たオリエンタルな金の華麗な刺繍は、 ブルースがシリアのフォーマルなド レスの装飾にインスパイアされたも のでした。ムスリムの伝統に則った トレーン付きのドレスです。出会い は、当時の皇太子アブドゥッラー2 世と彼の姉が開いたパーティでのこ とです。二人はすぐに恋に落ちます。 ラーニアは、パレスチナ人の医者の 娘としてクウェートに生まれ、美貌 はもちろん、頭脳明晰で通称【中東 一の才媛】。2カ月後には婚約、そし て瞬く間にゴールインしました。そ の輝くような美貌はもちろん、頭脳 明晰な王妃、現在では、4人の子供( フセイン王子、イマン王女、サルマ 王女、ハシェム王子)がいる母親です。 女性の人権や、世界の公衆衛生のア クティビストとしても広く知られ、 精力的に活動されています。ユニセ フや国連財団のような多くの影響力 のある組織の理事会で働き、SNSを 使って、教育、健康、子供などの慈善 事業を促進しています。その美貌は 年齢とともに、ますます洗練され、 スタイルも抜群、ファションセンスは、 他の王妃の中でもトップレベルです。 ファッションアイコンとしてモデル 顔負けの美しい佇まいと知性の両輪 には、世界中が魅了されています。 2017年、ふたりの結婚24周年を祝う べく、ラーニア王妃はインスタグラ ムにふたりのラブラブショットとと もに、愛に溢れるメッセージを投稿。 「24年の月日を経た今でも、自分が 世界で一番幸運な女性であると実感 しています!」 Rania al-Abdullah ラーニア王妃 P●INT DE VUE JAPON P●INT DE VUE JAPON 46 47

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=