2017年5月号 Vol.22 Diana 永遠のダイアナ

●⓯●⓰ ●❶ ●❷ ●❽ ●❻ ●❸ ●❾ ●❼ ●❺ ●❹ ●❿ ●⓫ ●⓬ ●⓭●⓮ Dianaのドレス 2017年2月24日から年末まで故ダイアナ元皇太子妃が愛用したドレス25点が 15年以上暮らしたロンドン中心部のケンジントン宮殿で、展示されています。 今年は、ダイアナ元妃の死後20年にあたり、 様々なシーンの衣装から彼女の心の声を聞き取ることができます。 ①ダイアナ元妃は、常に注目の的で各メディ アやファッション誌の表紙を独占しておりま した。正に永遠のロイヤル・スターです。 ②これらのアイテムには、今でも元ダイアナ 妃が蘇ってきそうな彼女の息づかいを感じて きます。 ③ボディーラインを美しく魅せるノースリー ブ・ドレスにデリケートで細やかなビース刺 繍があしらわれ限りなくエレガント。 ④パール・ビーズがギッシリと施されたアン サンブル・ドレス。限りなくシンプルなデザ イン、このドレスは、エルビスプレスリーの ような立体的な衿から「エルビス」と呼ばれ ていました。 ⑤深紅ベルベット素材にフロント部分にバラ の刺繍が施され印象的です。カッチリとした フォルムと縦長のシルエットがとても美しい。 ⑥シルク・シフォン素材を細かくドレープ・ ギャザー。ゆったりとしたロング・フレアー がとても繊細で気品に満ちています。 ⑦深海を彷彿するディープ・グリーンがスパ ンコールの輝きに反映して美しいドレス。中 央のドレープ・テクニックが立体的なフォル ムを醸し出します。肩にボリューム感をもた せ逆三角形のシルエットを表現されていま す。 ⑧ダイアナ元妃が公務にてサウジアラビア訪 問時に着用したドレス、ウエストから片側の 肩に向かってタカが飛び交うイメージの刺繍 使いが上品に表現されています。 ⑨ピンワークでドレープを表現し制作された 芸術的なドレスは、高度なオートクチュール のテクニックによるもの。1985年のアメリ カ訪問でホワイトハウスのバンケットにてジ ョン・トラボルタ氏とのダンスシーンでお召 になられていました。「トラボルタ・ドレス」 でハリウッド女優のように。深い濃紺のドレ スは、ビクター・エデルスタインのデザイン です。 ⑩ベーシュクで気品に満ちたダイアナ元妃な らではの魅力を醸し出す品格のあるスーツで す。襟元、七分丈の袖に計算し尽された感性 を感じます。 ⑪美しいフォルムのテーラード・スーツ、真 っ赤な色合いがシンプルなスーツを際立たせ ます。公務の折にお召になられていました。 ⑫婚約発表時にお召でしたバラの花びらのよ うなデリケートで優しいシルク素材のブラウ ス。純粋なダイアナ元妃のイメージに相応し いアイテムと言えます。 ⑬とてもロマンティークなクリーム系のドレ スにダイアナ元妃の透明感の肌がマッチして いました。ロイヤルブルーのチュール素材で 可憐に表現。 ⑭正にダイアナ元妃の象徴的なロイヤルピン クのロングドレス。美しいデコルテラインを 構築的な襟が演出します。ボリューム感のあ るギャザー・フレアーがとても優雅でした。 ⑮ダイアナ元妃は、80年代にノースリーブ でボディーラインをマークしたアイテムをよ くお召になられておりました。マーメードの ラインがとてもエレガント、縦長のラインに 装飾使いが素晴らしい。 ⑯パステルカラーのロマンティークなドレス は、ブロンドのヘアー、ブルーの瞳、透明感 のある肌に見事に映えました。 ケンジントン宮殿で展示された 数々のファッションコ ンテストで賞を受賞後、 山本寛斎師の元でパリ コレデザイナーとして 勤務。イベント、ライ センス企画、舞台衣装 を企画制作する。1996 年渡仏後、独立。2000 年にMari Maedaブラ ンドを PARIS で発表日 仏の両国でバックブラ ンドがあり、30年以上 の長いキャリアと実績 で活動中。ファッショ ンだけに留まらず、衣・ 食・住の様々な分野か ら企画デザインプロ デュースを行っている。 近年は、日本の伝統文 化を世界に向けて発信 することを目的に、日 本の伝統衣装である着 物を題材とした洋服制 作に力を注いでいる。 前田真利/Maeda Mari ファッションクリエーター P●INT DE VUE JAPON 67 Diana 永遠のダイアナ P●INT DE VUE JAPON 66

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=