TOKYOひまわりクリニック 再生医療

人の細胞は年齢を経るごとに様々な変化を見せ ます。 当院の提供する細胞バンク事業では、最新の設備 を使って細胞を長期的に保存することができます。 10年・20年後の未来まで細胞を保存し、将来の 健康に役立ててみませんか。 細胞バンク事業では患者様本人の腹部脂肪組織か ら間葉系幹細胞を採取して保存することができま す。間葉系幹細胞は治療分野においてもっとも多 く研究されている細胞のひとつであり、優秀な自 己増殖能・分化能に加えて、幹細胞自身の放出す るサイトカインや各種成長因子は、特定の組織や 細胞に働きかけてその活性を調整する役割を持ち ます。これらの性質から、近年ではアトピー性皮 膚炎や脊椎損傷などをはじめ多くの治療で高い効 果をあげています。 一方で、間葉系幹細胞には、加齢による劣化や細 胞老化などの問題が知られていました。当院では これらの問題を解決すべく、液体窒素を用いた細 胞の長期凍結保存事業を開始致しました。本事業 では採取した細胞の初代培養株を凍結保存するこ とで、半永久的に細胞を供給することが可能です。 通常、研究などで用いられる液体窒素タンクは容 量が小さいため、一つの細胞株を複数本保存する といったことは苦手な傾向にあります。本事業に 用いられる液体窒素タンクは最大49,392本の凍 結細胞を保存することができるため、将来のため に、十分な数の凍結細胞を長期に渡って保管する ことが可能です。 また、細胞の管理には国内初となる米 Blooks 社製 のオートメーションユニットを採用し、細胞の保 管管理を全自動化することに成功しました。今後 さらに研究が進むことによって、幹細胞はより広 範囲の疾病に対して有効性が明らかになると期待 されています。 これからの人生において最も若い時期は現在です。 将来の疾病に備えて、若く健康な細胞を保存して みませんか。 細胞バンクに関するご案内 Information on cell banks

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